占いスクールを開講していると、2月あたりからマンツーマン授業を受講するケースが増えてきます。
最近は20代から30代、40代の受講生が徐々に増え、本格的にプロの占い師を目指すために受講する場合が多いですね。
「2月4日の立春から、何か新しいことを学んだり、スタートしたいと思っていました」――。
まさに、今年のスタートである立春から占いを学び始めたいという強い深層心理が働いて、「推される」ケースが多いのです。
2022-12-11 00:30:00
このところ、年末の開運直接鑑定会で多くの老若男女が来年以降の運勢がどうなるのか、熱心に鑑定を受けに来る人が多くなりました。
年末で仕事納めを終え、来年に向けての心の整理をしていきたいと願う人は多いものです。そういう貴重な期間ですので、福岡占いの館「宝琉館」での鑑定依頼は多いですが、しっかり一つ一つ鑑定しています。
年末のこの時期、占いによる自分の運命と向き合うには貴重な良い期間です。
2023年(令和5年)を迎えるにあたり、干支(えと)の本来の意味について、一般向けにご説明したいと思います。
十二支はネズミ、ウシ、トラ、ウサギ、タツ(ドラゴン)、ヘビ、ウマ、ヒツジ、サル、トリ、イヌ、イノシシという12の動物(架空の動物も含める)で出来ています。
中国各地の道教寺院に行くと、この十二支のマークが動物に例えて示されていて、訪れる一般人は興味深く、時には真剣に眺めています。2010年5月、上海万博でトルコ館を訪れた時、同じような干支で示したデザインがあり、東洋と西洋をつなぐ文化国でも共通のものがあるのか、と感動した記憶があります。
これは、古代中国で、その本質を一般大衆に知らせないために、あえて、分かりやすい動物に例えて示されたものです。字源から見ると、十二支は決して動物自体がその本来的な意味ではありません。
ご存じの通り、干支(えと)は十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)で成り立っています。
十干が「心」とすれば、十二支は「体」。どちらも大切ですが、十干が内面的な本質を見るとすれば、十二支は、より外形的な、外面的な特性が分かります。
一般的に知られているのは、十二支ですね。
十二支には陰と陽があります。プラスとマイナスですね。陽は男性的、陰は女性的。
十二支は陽支(子=ネズミ、寅=トラ、辰=タツ、午=ウマ、申=サル、戌=イヌ)と陰支(丑=ウシ、卯=ウサギ、巳=ヘビ、未=ヒツジ、酉=トリ、亥=イノシシ)があります。
とくに自分の生まれた日の十二支を調べてみると、その人の特徴がよく分かります。生まれた年の干支(えと)ではなく、生まれた日に、その人の本質が現れるのです。
一般的には年男、年女と言って、生まれた年の干支で人の特性を見ようとする風潮がありますが、あまりにも大まかすぎます。しかし、その年の干支は、その年の流れを見る上で重要ですし、年男、年女の特性は大変大まかですが、干支による占いに興味を持つ人には「入り口」であり、身近な内容です。
生まれた日、生まれた月、生まれた年が陽支(子=ネズミ、寅=トラ、辰=タツ、午=ウマ、申=サル、戌=イヌ)の場合、その特徴は、環境の変化に敏感で、思ったことや感じたことをストレートに発散します。
生まれた日、生まれた月、生まれた年が陰支(丑=ウシ、卯=ウサギ、巳=ヘビ、未=ヒツジ、酉=トリ、亥=イノシシ)の人は、内向的で内面の動きに敏感。反省心が強く、必要なことを内に秘めながら表現する傾向があります。
以下は十二支が表す特徴や意味の説明です。ここで出てくる天源占いとは、徳川家康の参謀だった天海大僧正が中国の干支占いを応用して作った占いで、十二支をそれぞれ一字で分かりやすく表しています。
【子(ね・シ)】天源占いでは滋(ジ)。あっさりしていて流行に敏感だが、派手なことは嫌い。細かい。着実で倹約家。ケチ。時間やモノを大切にする。楽天的。創意工夫する。利害に敏感。粘り強く、しつこい。変化を好む。時で言えば、12月、23~1時、冬。方位は北。五行では水。正気蔵干は癸(みずのと=水の弟)。
【子年生まれの基本開運情報】
有利な時期=申月、申日、申時あるいは辰月、辰日、辰時
社交に良い時期=酉月、酉日、酉時
転職時期=寅月、寅日
売買吉祥時期=亥月、亥日
協力者=申年、辰年、午年の各生まれ
ラッキーナンバー=6、9
ラッキーカラー=金色、浅黄色、ミルク色
不安定な時期=午年、午月、午日、午時、卯年、卯月、卯日、卯時
凶方=南、南東
【丑(うし・チュウ)】天源占いでは結(ケツ)。保守的で忍耐力がある。コツコツやる努力家。勤勉、正直で人間関係を大切にする。ルールを守り、方針を変えない信念がある。自縄自縛になりやすく、変化を嫌う。おとなしいがヒステリックな一面があり、陰気。時で言えば、1月、午前1~3時、冬(土用)。方位は北東。五行では土。正気蔵干は己(つちのと=土の弟)。
【丑年生まれの基本開運情報】
有利な時期=巳月、巳日、巳時あるいは酉月、酉日、酉時
社交に良い時期=午月、午日、午時
転職時期=亥月、亥日
売買吉祥時期=子月、子日
協力者=巳年、酉年、子年の各生まれ
ラッキーナンバー=2、7、8
ラッキーカラー=黄土色、コーヒー色、グレー色
不安定な時期=未年、未月、未日、未時、戌年、戌月、戌日、戌時
凶方=北東、南西
【寅(とら・イン)】天源占いでは演(エン)。立春から始まる木の力でぐんぐんと強くなる勢いがある。決断力、実行力があるが強引な面あり。竹を割ったようにさっぱりしている。統率力があり、義理堅い。前向きでこだわりが少ない。支配的で威張る。大胆だが短気で反抗的。明るい。頑固。時で言えば2月、午前3~5時、春。方位は東。五行では木。正気蔵干は甲(きのえ=木の兄)。
【寅年生まれの基本開運情報】
有利な時期=午月、午日、午時あるいは戌月、戌日、戌時
社交に良い時期=卯月、卯日、卯時
転職時期=午月、午日
売買吉祥時期=酉月、酉日
協力者=午年、戌年、亥年の各生まれ
ラッキーナンバー=3、7
ラッキーカラー=橙色、純白色、モスグリーン色
不安定な時期=申年、申月、申日、申時、巳年、巳月、巳日、巳時
凶方=北西、南西
【卯(う・ボウ)】天源占いでは豊(ホウ)。穏やかで愛きょうがある。守りに強い。温和で協調性があり、人気者。好奇心旺盛。寛容で余裕がある。豊か。忍耐力に欠け、神経質な面あり。怠慢でやりっぱなし。根気強さがない。時で言えば3月、午前5~7時、春。方位は東。五行は木。正気蔵干は乙(きのと=木の弟)。
【卯年生まれの基本開運情報】
有利な時期=亥月、亥日、亥時あるいは未月、未日、未時
社交に良い時期=子月、子日、子時
転職時期=巳月、巳日
売買吉祥時期=午月、午日
協力者=亥年、未年、戌年の各生まれ
ラッキーナンバー=4、6
ラッキーカラー=ミルク色、コーヒー色、石灰色
不安定な時期=酉年、酉月、酉日、酉時、子年、子月、子日、子時
凶方=西、南西
【辰(たつ・シン)】天源占いでは奮(フン)。困難に立ち向かう勇気と正義感あり。大らかで活発。批判精神旺盛で議論好き。怠惰で非効率的。頭が堅く融通性がない。軽快さがなく、破壊的。自負心あり。時で言えば4月、午前7~9時、春(土用)。方位は東南。五行は土。正気蔵干は戊(つちのえ=土の兄)。
【辰年生まれの基本開運情報】
有利な時期=申月、申日、申時あるいは子月、子日、子時
社交に良い時期=酉月、酉日、酉時
転職時期=寅月、寅日
売買吉祥時期=卯月、卯日
協力者=子年、申年、酉年の各生まれ
ラッキーナンバー=5、6
ラッキーカラー=金色、浅黄色、クリーム色
不安定な時期=辰年、辰月、辰日、辰時、戌年、戌月、戌日、戌時
凶方=北西、南東
【巳(み・シ)】天源占いでは止(シ)。思考タイプでユニークな発想力がある。植物の成長が終わり、火の勢いが強くなる時期なのでおとなしいが情熱的。柔軟性があり、下品を嫌う。向上心あり。嫉妬心旺盛で執着心あり。時で言えば5月、午前9~11時、夏。方位は南。五行は火。正気蔵干は丙(ひのえ=火の兄)。
【巳年生まれの基本開運情報】
有利な時期=酉月、酉日、酉時あるいは丑月、丑日、丑時
社交に良い時期=午月、午日、午時
転職時期=酉月、酉日
売買吉祥時期=子月、子日
協力者=酉年、午年、申年の各生まれ
ラッキーナンバー=2、4、5
ラッキーカラー=黄土色、コーヒー色、グレー色
不安定な時期=亥年、亥月、亥日、亥時、寅年、寅月、寅日、寅時
凶方=北東、北西
【午(うま・ゴ)】天源占いでは合(ゴウ)。どこまでも陽気で親しみやすい。遊び好きで楽しい人。陰気なことが苦手。競争を好み、張り合う。落ち着きがなく見栄っ張り。体裁屋。行動派で思いやりが少ない。浪費家。時で言えば6月、午前11時~午後1時、夏。方位は南。五行は火。正気蔵干は丁(ひのと=火の弟)。
【午年生まれの基本開運情報】
有利な時期=寅月、寅日、寅時あるいは戌月、戌日、戌時
社交に良い時期=卯月、卯日、卯時
転職時期=申月、申日
売買吉祥時期=酉月、酉日
協力者=寅年、戌年、未年の各生まれ
ラッキーナンバー=3、9
ラッキーカラー=肌色、純白色、モスグリーン色
不安定な時期=子年、子月、子日、子時、午年、午月、午日、午時
凶方=北、北西
【未(ひつじ・ビ)】天源占いでは老(ロウ)。夏から秋へ移る時期なので、おとなしいが芯は強い。同情心が深く、思考が厳密かつ緻密。温和そうに見えても心は情熱家。熟練を好み、向学心旺盛。忍耐力あり。取り越し苦労が多く、すぐ気迷いに陥る。後悔ばかりで後ろ向きの思考。優柔不断で臆病。地味。時で言えば7月、午後1~3時、夏(土用)。方位は南西。五行は土。正気蔵干は己(つちのと=土の弟)。
【未年生まれの基本開運情報】
有利な時期=卯月、卯日、卯時あるいは亥月、亥日、亥時
社交に良い時期=子月、子日、子時
転職時期=巳月、巳日
売買吉祥時期=午月、午日
協力者=卯年、亥年、午年の各生まれ
ラッキーナンバー=4、8
ラッキーカラー=ミルク色、こげ茶色、石灰色
不安定な時期=丑年、丑月、丑日、丑時、戌年、戌月、戌日、戌時
凶方=北東、南西
【申(さる・シン)】天源占いでは緩(カン)。世話好きで親切。お節介。臨機応変で機転が利く。利発で才智あり。体が丈夫で女性はお茶目。あわてん坊で気が小さい。気が変わりやすい。口が悪く、一言多い。人を値踏みし、人を見下す。時で言えば8月、午後3~5時、秋。方位は西。五行は金。正気蔵干は庚(かのえ=金の兄)。
【申年生まれの基本開運情報】
有利な時期=子月、子日、子時あるいは辰月、辰日、辰時
社交に良い時期=酉月、酉日、酉時
転職時期=子月、子日
売買吉祥時期=卯月、卯日
協力者=子年、辰年、巳年の各生まれ
ラッキーナンバー=6、7、8
ラッキーカラー=金色、浅黄色、クリーム色
不安定な時期=寅年、寅月、寅日、寅時、巳年、巳月、巳日、巳時
凶方=北東、南東
【酉(とり・ユウ)】天源占いでは堕(ダ)。計画性があり、先見の明あり。創意工夫し、実利的な知恵がある。几帳面で理解力あり。世情に通じ、好き嫌いで判断。人の気持ちを気にする。余裕があり、大事を企てる。格好良さ、体面を重んじる。せっかちで短気。時で言えば9月、午後5~7時、秋。方位は西。五行は金。正気蔵干は辛(かのと=金の弟)
【酉年生まれの基本開運情報】
有利な時期=巳月、巳日、巳時あるいは丑月、丑日、丑時
社交に良い時期=午月、午日、午時
転職時期=亥月、亥日
売買吉祥時期=子月、子日
協力者=巳年、午年、辰年の各生まれ
ラッキーナンバー=2,6
ラッキーカラー=黄土色、コーヒー色、グレー色
不安定な時期=卯年、卯月、卯日、卯時、酉年、酉月、酉日、酉時
凶方=東、北東
【戌(いぬ・ジュツ)】天源占いでは煉(レン)。公平で負けず嫌い。潔癖症で責任感あり。粘り強い。活発で努力の人。批判精神が旺盛。売られたケンカは買う、ケンカっ早さ。融通性がない。用心深く理屈っぽい。やせ我慢する。時で言えば10月、午後7~9時、秋(土用)。方位は北西。五行は土。正気蔵干は戊(つちのえ=土の兄)。
【戌年生まれの基本開運情報】
有利な時期=寅月、寅日、寅時あるいは午月、午日、午時
社交に良い時期=卯月、卯日、卯時
転職時期=申月、申日
売買吉祥時期=酉月、酉日
協力者=寅年、午年、卯年の各生まれ
ラッキーナンバー=1,3,5
ラッキーカラー=橙色、純白色、モスグリーン色
不安定な時期=辰年、辰月、辰日、辰時、丑年、丑月、丑日、丑時、未年、未月、未日、未時
凶方=南東、北西
【亥(い・ガイ)】天源占いでは実(ジツ)。テキパキしている能率主義。合理的で徹頭徹尾やり抜く精神あり。理論家で率直、時に豪快。熱しやすく冷めやすい。衝動的で他人の意見を聞かない。独断行動。強引に押し切る頑固者。時でいえば11月、午後9~11時、冬。方位は北。五行は水。正気蔵干は壬(みずのえ=水の兄)。
【亥年生まれの基本開運情報】
有利な時期=卯月、卯日、卯時あるいは未月、未日、未時
社交に良い時期=子月、子日、子時
転職時期=卯月、卯日
売買吉祥時期=午月、午日
協力者=卯年、未年、寅年の各生まれ
ラッキーナンバー=1,4
ラッキーカラー=ミルク色、コーヒー色、石灰色
不安定な時期=巳年、巳月、巳日、巳時、亥年、亥月、亥日、亥時
凶方=南東、南西
敵を知り、己を知れば百選危うからず。
仕事運に関しては、組織の中にいての上司や部下との人間関係、組織改編による異動への不安や葛藤が悩みの種となるケースが多いものです。
いかにご本人の置かれた立場を客観的、冷静に見通し、将来を見据えてどう行動するか、様々な占術の深い角度から紐解いていきます。
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12月11日(日)~12月17日(土)午前11時~午後7時の時間帯、宝琉館天神店では開運鑑定を行っています(毎週日曜、月曜は深川宝琉は天神店で鑑定、それ以外の曜日は六本松本館で鑑定)。
12月13日(火)から12月17日(土)午前11時~午後7時の時間帯、宝琉館六本松本館では深川宝琉による開運鑑定会を行っています(毎週日曜、月曜は休館、深川宝琉は天神店で鑑定)。
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ここでは、九星気学で見る2023年(令和5年)の運勢を一白水星(いっぱくすいせい)、二黒土星(じこくどせい)、三碧木星(さんぺきもくせい)、四緑木星(しろくもくせい)、五黄土星(ごおうどせい)、六白金星(ろっぱくきんせい)、七赤金星(しちせききんせい)、八白土星(はっぱくどせい)、九紫火星(きゅうしかせい)の順で紹介していきます。
ここでは、すでに九星気学で見る2022年(令和4年)の運勢を一白水星(いっぱくすいせい)、二黒土星(じこくどせい)、三碧木星(さんぺきもくせい)、四緑木星(しろくもくせい)、五黄土星(ごおうどせい)、六白金星(ろっぱくきんせい)、七赤金星(しちせききんせい)、八白土星(はっぱくどせい)、九紫火星(きゅうしかせい)の順で紹介しています(クリックしたらリンク先に飛びます)。
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「占いはどの占術から学べば良いか、わからない」という人は多いです。
いろんな占術をマスターして、結局、どの占術が基本であり、すべての基礎になっているか、ベテラン占い師でないと、決してどの占術が重要か、きわめてわかりにくいもの。
東洋の占術、とくに中国の占術を学ぶ場合、結論として、すべての基礎となっているのは、易占です。
そして、日本の占術では、易と九星気学は表裏一体になります。易を深く学べば、九星気学は自ずと、深く学べます。
中国風水は、やはり、易が基礎となっています。
さらには、手相や姓名判断は必須。
手相も、西洋手相と東洋手相の両方をマスターする必要があります。
姓名判断は、赤ちゃんの名前を付けるレベルの本格的な姓名判断の受講が必要です。
占いの帝王と呼ばれる四柱推命、占いの女王と呼ばれる紫微斗数はマスターしないと、生年月日から占う運命を見通すことができません。
人によっては、ゴールデンウィークや初夏や梅雨の時期からスタートする人もいます。
学びの季節は、人によって違うものです。
学びの時が満ちている時に、最適なことをしていきましょう。
詳しくは福岡占いの館「宝琉館」の占いスクールの情報をご覧下さい。